PrusaSlicerとOctoPrintを接続してできること
こんにちは。でるたCです
今回はPrusaSlicerとOctoPrintの接続をやってみたので備忘録を兼ねてご紹介していこうと思います
OctoPrintは3DプリンターをWi-Fi化出来る便利なハードウェアアップデートの一つですが初期設定を行わないと下の画像のようにGコードをフォルダに保存して、フォルダからOctoPrintにアップロードしなくてはなりません
今回ご紹介する設定を行うことでPrusaSlicerでスライスしてから直接印刷が可能になります!
項目ごと画像を用いてわかりやすく解説していますのでどうぞ最後までご覧ください
PrusaSlicerの設定方法
まず、PrusaSlicerを開き「プリンタ設定」を押しプリンタの設定画面を開きます
画面の上側にある「歯車マーク」をクリックすると…
「物理プリンター」(OctoPrint)の設定画面が開きます
「プリンタの記述的な名前:」(少し翻訳がおかしい)に適当な名前を入れます
今回は「OctoPrint」と入力しました
次に「ブラウズ」をクリックします
「ネットワーク調査」が実行され現在のネットワーク上のデバイスが表示されます
接続したいプリンタを選び「OK」をクリックし画面を閉じます
最後にAPIキーの入力を行います
OctoPrintにアクセスし「設定」を開きます
(テーマを変更しているため画面が標準と一部異なるかもしれません)
「設定」を開いたら左の項目から「API」を選択します
APIキーが表示されるので右側の「コピーマーク」をクリックしAPIキーをコピーします
コピーしたAPIキーをSuperSlicerの設定画面に入力します
ここまでで設定は完了しましたのでテストボタンをクリックし接続の確認を行ってみます
各項目を正しく入力できていれば「OctoPrintに接続しました。」と表示が出るはずです
設定後の使い方
モデルを読み込みスライスを実行すると右下に「G▶」のアイコンが新たに表示されます
「G▶」をクリックするとサーバーに「アップロード」するか「アップロードとプリント」(アップロード後すぐに印刷を開始する)を選択できます
実際に「アップロードとプリント」を押してみるとOctoPrintにアップロードが行われベッドとホットエンドの温度が上昇し始めます
まとめ
今回はPrusaSlicerとOctoPrintを接続してスライサーから直接印刷を開始する方法を備忘録もかねて紹介してみました。
3Dプリンターの利便性が一段と上がりますので「OctoPrintを導入してみた」、「スライサーをPrusaSlicerに変えてみた」という方はぜひ試してみて下さい。
↓関連するおすすめの記事
ーーー準備中ーーー